トップページの目次
1.動脈硬化の原因
2.動脈硬化の対策
3.動脈硬化に効果効能があるサプリメント
4.サプリメント以外での予防改善
5.動脈硬化に関係する治療法
6.動脈硬化に処方される漢方薬
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動脈硬化の原因
動脈硬化の原因は、食事よるコレステロールと脂肪の摂り過ぎや過度の喫煙、体内の活性酸素の増加などがあげられます。動脈硬化は生活習慣病の糖尿病や高血圧、脂質異常症、肥満、なども大きく影響しています。
動脈硬化の仕組みは活性酸素が酸化させた酸化悪玉コレステロールをマクロファージ(白血球の1種)が食べて、泡沫細胞になりそれが動脈の壁に蓄積することで血管が狭くなり、動脈の弾力が低下するのです。
動脈硬化が進むと脳内出血や心筋梗塞、腎機能症障害などの生命に関わる大きな病気につながります。
動脈硬化の対策
動脈硬化の対策としては悪玉コレステロールを減らす事と、活性酸素による悪玉コレステロールの酸化を防ぐことがポイントになります。
動脈硬化に効果効能があるサプリメント
●サプリメント選びのワンポイント・アドバイス
- EPA(IPA) DHA、オリーブ葉、シソ エゴマなどに含まれる不飽和脂肪酸が悪玉コレステロールを減らしてくれます。
- OPC(オリゴメトリック・プロアントシアニジン)、グレープシードエキス、ビタミンC、ビタミンEこれらは抗酸化作用があり、悪玉コレステロールの酸化を防ぎます。
- イチョウ葉は活性酸素から血管を守り血管を拡張して、血行を促進します。
- 食物繊維は腸内でコレステロールを吸着して体外に排泄します。
- 田七人参はコレステロール値を下げ、血行を促進します。
- ビタミンB2は肝臓での脂肪の代謝を促進してコレステロールを減らしてくれます。
- 紅麹(べにこうじ)の有効成分モナコリンKは肝臓でのコレステロールの合成を抑制して、血中から悪玉コレステロールを排除してくれます。
- 葉酸が不足すると「ホモシステイン血症」になり、血管を傷つけますので葉酸を摂る事により動脈硬化を防ぎます。
- レシチンは悪玉コレスレロールと中性脂肪を減らして、善玉コレステロールを増やします
- レスベラトロールは、活性酸素を分解することで悪玉コレステロールの酸化を抑えます
サプリメント以外での予防改善
食事では肉類や甘いもの、バターなどを減らして魚類や植物性タンパク質、植物油(オレイン酸のオリーブ油、ナタネ油)野菜を増やしてください、もし肉類を食べたい場合は、鶏肉の脂肪が牛や豚の脂肪と比較して固まりずらいので鶏肉を選んでください。
生活面ではタバコやアルコールを控えて、適度な運動を心掛けてください。
動脈硬化に関係する治療法
改良型バチスタ手術の「左心室縮小形成術」と「中隔前壁心室除外術」(SAVE手術)
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動脈硬化に処方される漢方薬
漢方薬は、自分の証に合ったものをお選び下さい。
「証」とは体力、体質、症状などから患者さんの状態を総合的に観察した診断結果のことです。
- 実証は生理機能が高まった状態を意味して、外見は健康そうに見えます。
- 虚証は体力がなく、生理機能が衰え、抵抗力も低下した状態を意味します。
- 中間証は実証または虚証のどちらも偏らず、それぞれの特徴を半分ずつもつ場合を意味します。
「証」の判定は証の自己判定テストご利用ください。
実証
- 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
動脈硬化の治療に使われます。不安やイライラ、不眠、動悸や胸脇苦満などの症状があるときに有効です。 - 三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)
のぼせのほかに、動脈硬化の原因である高血圧にともなう耳鳴り、肩こり、不眠などの症状の緩和に用いられます。 - 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
皮下脂肪による肥満で、高血圧にともなう便秘、尿量減少、胸やけ、肩こりなどの症状の緩和に使われます。 - 大柴胡湯(だいさいことう)
高血圧にともなう症状である胸脇苦満、便秘、耳鳴り、肩こり、疲労感などの治療に使われます。 - 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
高血圧にともなう頭痛やのぼせ、めまい、肩こりなどの症状の緩和に用います。 - 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
高血庄にともなう不眠、頭痛、いらいら、のぼせ、動悸など症状に用います。
中間証
- 釣藤散(ちょうとうさん)
血管拡張作用があるので、中年以降の人の高血圧、肩こり、のぼせ、耳鳴り、不眠などの緩和に有効です。
虚証
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
女性の貧血、冷え症、更年期障害、月経不順に使われますが、動悸がある場合にも有効です。 - 八味地黄丸(はちみじおうがん)
中年以降の動脈硬化や高血圧に使われます。強い疲労倦怠感、手足の冷え、のぼせ、口の渇きなどに有効です。
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