-イチョウ葉-


イチョウ葉

イチョウ葉の効果効能

イチョウの種子のギンナンなどは、昔から漢方薬として用いられてきました、そして現在ではイチョウ葉は欧米で医薬品として、その効果が認められています。イチョウ葉には脳の血流を増やし、神経細胞や血管を活性酸素から守る、抗酸化作用があります。このためイチョウ葉には記憶力を向上させ、認知症などの記憶障害の進行を抑える働きがあります。


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イチョウ葉の記憶力の向上と記憶障害の改善

イチョウ葉が記憶力を向上させて、記憶障害を改善させる仕組みは2つあります。

まずイチョウ葉は脳の血流を増加させるので、脳の神経細胞の栄養であるブドウ糖と、ブドウ糖を燃焼させる酸素の供給が増えます。これにより脳の活動が、活発になります。

もう1つはイチョウ葉の活性酸素を分解する、抗酸化作用です。活性酸素は脳の神経細胞や、血管を酸化させるので、脳を老化させ活動を鈍らせる原因になります。イチョウ葉は、この活性酸素から脳を守り、老化による認知症などの記憶障害を予防してくれます。

イチョウ葉の治験

1996年にドイツで、イチョウ葉の認知症に対する治験が行われました。対象者は軽度から中程度の認知症患者で、その結果、注意力と記憶力の改善が認められました。

1986年にはフランスで、健康な人に対してイチョウ葉の記憶力の効果を調べるため、治験が行われています。その結果イチョウ葉によって、記憶力が向上するのが証明されました。

ここで注意すべき事は、これらの治験に使用されたイチョウ葉エキスは、品質が「医薬品」レベルの高品質な物ですが、日本のサプリメントに、ヨーロッパの「医薬品」レベルの品質があるか判らないことです。

イチョウ葉の副作用

イチョウ葉の成分に「ギンコール酸」と呼ばれる、アレルギー物質があります。サプリメントに加工する時に完全に除去すれば問題ありませんが、日本では医薬品でないため厳格な基準がありません。このため「ギンコール酸」が含まれたサプリメントがあることが、2002年の国民生活センターの調べで判明しました。

このためイチョウ葉のサプリメントを購入する時は、「ギンコール酸を除去」の表示のないサプリメントは、購入しないようにしてください。

改善が期待できる症状

がん 糖尿病 心臓病 健忘症 動脈硬化

イチョウ葉の有効成分

ギンコライド ギンコフラボノイド ケルセチン ケンフェロール プロアントシアニジン類

イチョウ葉の飲み方

生の葉をお茶にして飲むのは避け、ギンコール酸を除去処理した錠剤、カプセル、お茶などを食後に飲んでください。またワルファリンやアスピリンなどを含む血栓治療薬などとの、併用は避けてください。


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動脈硬化に効果効能があるその他のサプリメント

EPA(IPA) DHA

OPC(オリゴメトリック・プロアントシアニジン)

オリーブ葉

グレープシードエキス

シソ エゴマ

食物繊維

田七人参

ビタミンC

ビタミンB2

ビタミンE

紅麹(べにこうじ)

葉酸

レシチン

レスベラトロール


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